五講、六講 システム構築T、システム構築U/運用に向けた準備|トレードスクール第三期

High FAI システムトレード トップ > トレードスクールレビュー > トレードスクール第三期

五講、六講 システム構築T、システム構築U/運用に向けた準備

システム構築T、システム構築U/運用に向けた準備

 

カリキュラムどおり、第五講でシステム構築用のエクセルファイルを生徒と一緒に作成し、第六講で運用に向けた準備と積み残し事項の解消を行いました。

 

エクセル操作に慣れていない生徒は、数式の入力についていけずに、第五講ですべての作業を完了できませんでしたが、第六講までには生徒間で協力し合いながら全員が自分が運用するシステムを構築できる環境が整いました。

 

システム構築のパラメータいじりは楽しいですが、そこはあまり本質ではないので、授業で示した制約条件とガイドラインを守りながらそれなりのもができていればそれでよいです。損益の安定を放棄しろということではなく、現段階では収益の柱であるデルタのシステムが長期的にみて利益が上がることを認識することです。その後に、損益を安定させる方法をいろいろと教えますので、あせらずひとつひとつ技術を積み上げていくことを心がけましょう。

 

第六講では第二期の生徒の一人で、自動発注ツールを開発したTさんに、三期向け自動発注ツールの使い方の解説とデモンストレーションを行ってもらいました。ツールはエクセルベースで誰にでも使えるもので、朝システムどおりのパラメータを入力しておくと、最終決済まで自動で行ってくれる優れものです。

 

発注作業はそれほど難しいものではないのですが、昼休みや引け間際に毎日携帯やパソコンをいじるというのは、普通の社会人には結構負担になるものです。仕事中は仕事に集中して質の高いアウトプットを心がけるべきなので、そういう意味でこのツールはシンプルながら非常にありがたいモノだと思います。

 

ということで、Tさんおよび他の3人開発メンバーのみなさん、ありがとうございました。第四期でも是非力を貸してくださいね!

 

さて、とりあえずシステムを運用するまでの一連の授業は終了しました。今後は一週間おきの授業となりますので、システムの運用をライフスタイルに無理なく組み込むためのルーチンをしっかりと確立しましょう。

 

あと、次回は損益安定化の本命技術であるオプションの授業なので、基本的な用語や損益曲線などは理解して臨んでください。”ベガとは”みたいな基本事項はさらりと流して、今皆さんが運用しているシステムを滑らかな右肩上がりにする、原理原則に基づく合理的な戦略を時間が許す限りお話しますので、しっかりついてきてください。また、三期オリジナルの戦略も披露しようと思いますので、お楽しみに。

  • ごあいさつ・自己紹介
  • システムトレードの技術と思考法
  • データの本質を捉える
  • トレードスクールレビュー
  • シストレおすすめアイテム
  • シストレ教材・レポート
  • 閑話休題
Copyright(c)2011 High FAI SystemTrade All rights reserved.