一講 学習の準備/自己分析
初夏の暑さを感じ始めた6月14日、第二期トレードスクールを開講しました。八丁堀にある、やや狭目な教室に12名の生徒とアシスタント、それと私の計14人。生徒の並々ならぬ気迫に気圧されそうになりながら、13時30分、授業のスタートです。
授業内容は第一期のものを下敷きにして、より理解が深まるようにブラッシュアップしている感じです。概念論を概念的に話すのではなく、伝えるべき内容を必要最小限に絞り込みながら、かつきちんとしたロジックに立脚し、合理性をもって教えていけるように心がけています。
半数以上の生徒は私よりも年上ですので、したり顔で人生哲学など語っても、底の浅さを見抜かれて終りでしょう。
ならば私の強みである、論理的、合理的、定量的な視点を武器に、あるべき方法論を的確なシナリオにのっとって展開することで授業に説得性を持たせるのがセオリーかなと。
このトレードスクールが終わった後に、生徒に残るべきなのは私固有の情報ではなく、いかなる状況にも活用可能な普遍性のある原理原則だと考えています。そのゴールに向けて、毎週自分なりにいろいろな工夫の仕方を考える時間は、すごく充実感がありますね。
授業が終わった後は、全員参加で近くの鶏肉料理のお店で懇親会です。
奥ゆかしき京都の女性、人生をおおらかに生きてきたであろう年配の男性、大きな困難を乗り越えてきた若者、”ひとつだけ教えてください!”を連発する気迫者、意味不明だがなんだか楽しいお調子者、などなどその他にも個性豊かな、しかし学ぶ意欲は半端ない人達と飲み交わすお酒は格別の味がしました。
この2ヶ月半は仕事やプライベートの時間との両立が大変だと思いますが、このスクールに参加してよかったと思えるものに必ずしますので、頑張ってついてきてくださいね。
それでは、また来週、共に学びましょう!