日経Wインバースの衝撃も吸収して、月次の利益も徐々に積み上がってきた。
今はとにかく売買ルールをシンプルに洗練させつつ、日々の運用を効率化している。
相場見通しによるヘッジ量のコントロール以外は、ほぼ何も考えずに機械的なオペレーションになってきている。
来年はこれを1年継続することを目標に掲げようかとも考えている。
だが、自分の性格的に、途中でどんどん余計なことに手を出して、自らパフォーマンスを悪化させる未来がありありと目に見える。
実際、今日も仕掛けのルールをひとつ付け加えようと妄想してしまい、それを慌てて掻き消す、そんな自分との格闘の日々だ。
先日買った投資系情報商材で“陰線新値8本で相場は底を打つ!プロはみんなこれを見ている!!”と、ズラっぽい講師がドヤ顔で解説していた。
もちろん、定量的な検証結果など一切なし!
調べてみると、どうやら酒田罫線の基本らしい。
今は下降相場のため、高値ブレイク銘柄が少なく、仕掛ける銘柄に苦労している。
そこで、待機リストに積み上がった銘柄をどうにか使えないかと考えていたところで彼の動画を目にしたのだった。
待機リストの銘柄は高値ブレイクするまで手を付けないのが今のルール。
それを陰線新値8本を超えたら仕掛けリストに昇格しようかと妄想。
対して“ルールはとにかくシンプルに!”と叫ぶ別の自分がその妄想を掻き消す。
こんな感じ。
概念拡張は来年のお楽しみに取っておいて、とにかく今は洗練、洗練!