プロギャンブラーのぶき氏の書籍を再読。
テキサスホールデムポーカーは、自分の持つ優位性が顕在化するまで相当な試行回数を要する。
1日中プレイを続けてもプラス側に収束しないことも日常茶飯事だという。
そんな中で自分の優位性に対する確信は、目先の勝ちではなく、それ以前の“勝つ準備”によってもたらされる。
今の自分も日々の勝ち負けでなく、事前準備に意識を向けるように努力している最中。
日中損益を確認したい衝動をぐっと抑える、銘柄選択の効率性を高める、チャートの判断も一意に迷いなくできるようにする、相場見通しとそれに対応するポジション量やヘッジ比率を最適化する、などなど、日々しっかりと準備をやりきったと思えるには何をすべきかを常に考え続けて作業を行う。
最終的には、“今日もやりきったな”という感覚と共に睡眠に入るのが理想だろう。
考えているのは、準備をやりきったと思えるには、迷いの要素を排除する必要があるということ。
したがって、ひとつひとつの作業の中の無駄を排除し、効果的な要素は何かを特定しなければならない。
拡張しすぎた概念を整理し洗練させていく意味は、勝つ準備のため。
シンプルな手法に収束させていく真意が、のぶき氏の言葉からクリアになってきた。
週明けからはそのことをより強く意識して心地よい準備がどれだけできるかに意識を向けていこう。