最近はツイッターで知らない概念や役立つ情報を配信してくれるトレーダーが多い。
恥ずかしながら、米国金利に意識が向くようになったのも彼らのおかげである。
自分が受け取るばかりだとバランスが悪いので、こちらからも何かを配信していきたいところ。
手軽にやれるところで考えたのが、最近突如出し始めた「カンピュータ指標」。
これであれば毎日の運用で算出しているものなので、短評およびグラフ画像を添付してつぶやけば済む。
ということで、実験的にカンピュータ指標のつぶやきを始めようと思う。
その前に、この指標の見方を解説したページがあった方がいいので、今日のブログで書いてみる。
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カンピュータ指標は短期線と長期線で構成される。
【基本的な見方】
・短期線が長期線を上抜け(ゴールデンクロス)したら上昇のシグナル
・短期線が長期線を下抜け(デッドクロス)したら下降のシグナル
・長期線の値はおおむね140~70の間で推移(希に150台や60台をつけることもあり)
・長期線の値が大きいほど下降エネルギーが蓄積されており、小さいほど上昇エネルギーが蓄積されている
・長期線と短期線の乖離が大きくなるとそれを引き戻す方向に力が働く
・未来の短期線、長期線の値は3日分算出
※5日でも10日でも算出は可能だが、その分不確実性が高まり判断に迷いが生じるのであえて3日分先だけ予測しておく
※日々計算し直しており、未来の値は変化するので注意
といった感じで、基本的には通常の移動平均の見方と同じだと考えてもらっていい。
グラフの表示期間は周期性を仮定して60営業日とする。
上記より、強い上昇トレンドの条件は下記となる。
・長期線の値が70前後から増加に転じている
・長期線のトレンドの角度がなめらかで急激に上昇
・短期線が長期線を上抜いた(ゴールデンクロス)
強い下降トレンドの条件は逆となる。
・長期線の値が140前後から減少に転じている
・長期線のトレンドの角度がなめらかで急激に下降
・短期線が長期線を下抜いた(デッドクロス)
【注意点】
当然のことながら、この指標だけでどうこうできるものではない。
必ず前提となる未来のシナリオと照らし合わせて総合的に考えること。
オシレーター系の指標のため、アベノミクスのような長期トレンドの際には柔軟な解釈が必要。
【震災前日2011.3.10】
長期線が下降トレンド入りでデッドクロス。
信じるも八卦、信じぬも八卦。
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