個人の限界は同時に圧倒的優位性の種:もし中年コミュ障がマネジメントを読んだら


実需スイングのポートフォリオは爆上げ待ちで淡々とメンテナンス。

日々の運用を作業にしないように、課題を見つけて対処している。


以前書いたように、銘柄選定をチャートの形状からスタートしているため、今強い銘柄が選ばれ、結果的に業種が偏るという問題があった。

これをどうにかできないかと考え、まずは業種別に銘柄を分け、ウェイトを均等に分散してみた。

小売り、サービスに偏りすぎて強烈なボラを体感した反省からの処置。


もう一段進めるとするなら、業種別のシナリオを組み上げ、強いシナリオが走っている業種のウェイトを厚くする、などが考えられるだろう。


ただし、費用対効果を考え、自分が何にベットしているかを鑑みたとき、今やるべきことかは一考の余地がある。

33業種すべてのシナリオを考え、それを日々ウオッチし続けるのは相当な労力であり、日々のルーチンに加えるべきかどうか。


今実需スイングでベットしているのは、下記。

・相場感(上昇目線)
・個別銘柄のアルファ(各銘柄に強いシナリオが走っている)
・チャートリーディング(実需の買いが入っている形状のパターン認識)

ここに業種シナリオを加えれば強烈だとは思うが、使える時間を考えると厳しい。


こういったとき、チームで役割分担できればと思う。

様々な切り口のシナリオ(業種、規模、アセット、テーマなど)を分担して分析し、日々共有する。

自分が目を付けている銘柄に、個別シナリオに加えて走っている別シナリオがわかれば、自信を持ってウェイトを引き上げられるだろう。


個人の限界がある領域だからこそ、もし組織化してアウトプットできたなら、必ずやカリスマ達を凌駕できるはず。

シナリオ分析のフレームワークを共有している第7期生なら、あるいは可能だろうか?


11月からのHITP開催は見送りになったので、再生する能力をコトラーからドラッカーに切り替えて、組織による集合知をいかに活かしていくかを集中的に考えていくかな。


現在ニュースシステムに加入中の新生検証チームの皆さん、是非お知恵を拝借願いたい!