技術の可動領域を広げる:買いシナリオ発動に手塚ゾーンで売り向かい大損

【特別講師の講演のご案内】
参加人数経過:24名(現役生など全員)、締め切りまであと4日

きたる9月5日、現役証券ディーラーkeishiki氏の特別講演を開催します。
毎年恒例のこのイベントに参加されたい方は、渾身までメールにてご一報ください。

日時:2015年9月5日(土)13:00~17:00(終了後親睦パーティー)
場所:東京都23区内
参加資格:トレードスクールOB、または自分と懇意にさせていただいている方
参加費用:無料(親睦パーティー参加の場合は1万円)
締め切り:8月14日(金)

※ある程度の人数を把握したいので、御連絡はお早めに。
講演終了後の親睦パーティーに参加される方はその旨を御連絡ください。
ちょっと上質な時間にしたいので、会費は1万円で。
詳細は追って連絡します。


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先週一週間かけて積み上げた分厚い利益を今日一日できれいに吹き飛ばした。

2銘柄で10%以上担ぎ上げられ、ひとつはストップ高まであった。


究極シナリオの九州電力売りの利益も焼け石に水。

九州電力デイトレード

ま、これだけやられればそうなりますな。

明日から仕切り直し、仕切り直し。


さて、上記のストップ高に貼り付けられた銘柄について。

実は本日のサプライズニュースでは、実体のある買いシナリオが出動する想定であった。

それを、巨大な仮需の手塚ゾーンをバックに売ったらどちらが勝つかの検証を実施していた。


もちろんポジション量は他の銘柄と同じロットを入れる。

検証だからと言ってエアトレードだったり、最低ロットで恐る恐る仕掛けたりはしない。

負ければガッツリ傷を負ってこそ、検証結果が体にザクザク刻み込まれるのだからな。


万全の型に入った銘柄のみを抽出し、バランス良くベットする。

一見賢明なトレードのように見えるが、これでは技術の可動領域が拡張しない。

むしろ、勝ちを重ねれば重ねるほど狭量なトレーダーに収束していく。


梅原大吾の“遊び”を思い出してみよう。

ウメハラクラスになれば、新しいゲームが出ても、過去の経験則に依拠した技術で即優勝できるだろう。


しかし彼はそれをやらない。

再度ゼロベースで全方位的にあらゆる可能性を試す。


それによって初期の大会では格下の相手にあっさりに負けてしまうこともしばしばだ。

だがその後の技術の伸びは他の追随を許さず、結果的に圧倒的な王者として君臨するようになる。


レスポンストレードを実践し初めて4~5ヶ月。

全体のフレームワークも見えてきて、要素の重み付けも体感として持っている。

日々のルーチンも安定してきており、心理的にも余裕を持ってトレードに臨めるようになった。

何をどうすれば勝ちを拾えるかもあらかた理解できているつもり。


だからこそだ。

だからこそ今、安定したルーチンで小さな勝ちを積み上げるのではなく、とにかく遊んで遊んで遊びまくり、可動領域を拡張するべきなのだ。


まだ技術が固まりきっていない今でしかできない遊びを存分に試す。

恐怖に負け欲望に押し込まれて小銭を拾い始めたなら、トレーダー人生が完全に終わる。


うむ、ここが踏ん張りどころだよな。