準備不足による損失からは得るものなし:注意散漫なスイングトレードを正す


今月はやっと借金を返したと思ったら、本日少し厚めの損失を被り、またもや借金生活に逆戻り。

日々の損益にはあまり気を向けないようにしているのだが、防げた損失が準備不足によって防げなかったため、そこは厳に戒めなければならない。

特にスイング玉は基本ゴールまで持ちっぱなしになるため、注意が散漫になっている。


ひとつは公募増資を食らった銘柄。

それ自体も防ぎようはあったので反省をしなければならないが、値決め日にそのままポジションを持ってしまったこともまずかった。


最近は公募増資の需給の悪化を超えて株価が上昇する傾向もあるため、期待値的に不利かどうかというのは判断が難しい。

ただし、大きな不確定要因が混在してくるのは事実であり、相対的にベットしているファクター濃度が薄まるのだから、やはりポジション量は落とすべきだろう。


自分がベットしている優位性は何なのか。

それが色濃い状態ならホールド、薄くなっているのであれば濃度に比例したポジション量に調整すること。



次に、増担保規制にかかった銘柄を持ち続けたこと。

こちらも抽象度を上げると同じ話で、一時的に相場をかき回すイナゴが湧いてくることは明白である。


事前に規制がかかりそうな場合、あるいは規制がかかったらいったんポジションを落とすべきだった。

原理的には増担保規制がかかると株価は下落するはずなのだが、最近は上昇するパターンもある。

期待値はともかく、規制がかかったタイミングでもいいので、きちんと対応していこう。


やれるだけのことをやった結果の損失からは多くの学びを得る。

一方で準備不足による損失は、心理的ダメージと後悔しか残らない。


何のためにトレードをやっているのか。

再度問い直すきっかけとしたい。