トレードスクールの超実践型カリキュラムへの組み替え:勝つことで努力を継続する試み

自己株式取得

相場が休みの週末を利用してトレードスクールの講義内容および構成を考えている。

生徒を最短で利益の出せる体質にする超実践型カリキュラムに組み替えるにはどうしたらいいか。


まず、自分が目指している実需と仮需を両取りする究極形のトレードスタイルから落とし込む。

となると、実需トレードと仮需トレードの両方をレクチャーし実践してもらわなければならない。


せっかく遠方からはるばる参加する生徒も多いので、リアルな場でなければ経験できない講義にしたい。

コンテンツ配布と大差ない経験をしてもらっては、あまりに忍びない。

よって、今回は前半講義、後半ワーク形式の、濃い相互コミュニケーションを実現するスタイルを取ろうと思う。


これらを全9回に詰め込もうと思えば、即効性のある内容のみを凝縮して展開する必要がある。

結果的に、遅効性を持つ内容をバッサリ切り捨てなければならない。

たとえば下記。

第一講:フューチャーマップ
→目標設定は各自でやって。みんな大人なんだから。

第二講:効用関数、認知の歪み
→ググれば出てくる。昔の資料は渡すので各自で勉強して。

第四講:データからの情報抽出
→システム構築実践の際に絶対的に必要な内容は盛り込む。


恐らく生徒も本音はそれを望んでいるだろう。

口に出されたことはないが、特に精神論系はいいかなと思っていたかも。

それ系は講義中にこぼれ話としてちょくちょくする感じでいいかな。


ということで、

第一講:上達の技法と抽象化思考
→学習効率を飛躍的に高める技術や思考法を厚めに解説。
 後半は概念拡張のために実際やってもらう作業の下準備と実践方法を。

第二講:実需と仮需
→これから収益の源とする実需と仮需をしっかり腑に落としてもらう。
 両者を分離してクリアに認識できれば、相場の見える世界が一気に変化するだろう。
 後半のワークは仮需トレードの武器を増やすための概念拡張検討会。
 喧々諤々の議論を期待する。
 詳細は後日。
 
第三講:レスポンストレードの原理と事例紹介
→まさに今自分が利益を積み上げているレスポンストレードの全貌を余すことなく解説。
 チェックすべきポイントからシナリオの組み立て方まで、事例を交えて講義する。
 絶対に世の中に出ない門外不出のテクニックも全部伝える。
 後半のワークは引き続き仮需トレードの武器を増やすための概念拡張検討会。
 とにかく多数の武器を身につけるには数をこなすしかない。

第四講:レスポンストレードシナリオ検討会
→仮需フェーズの総仕上げ。
 獲得した概念とシナリオ構築のテクニックを駆使して、各自が組み立てた仮需狩りのロジックを披露し合う。
 それに対して喧々諤々の議論を行い、翌営業日から実戦投入可能な質の高いレスポンストレードのテクニックを身につけてもらう。

第五講以下は実需フェーズに入るため基本踏襲。


もし生徒の中に、

“俺はこのスクールに神田昌典氏の全脳思考とフューチャーマップを学びに来たんだ!!”

とか、

“俺はソーシャルアプリでひと儲けしたいんだ!!だから課金廃人製造のレクチャーを削るな!!”

とか、

“俺はモテるためにここに来たんだ!!ロジカルナンパ術をちゃんと講義しろ!!”

と言われる好奇心旺盛な方がいたら個別にご相談を・・・。


その手の話は講義終了後の飲み会でやってもいいし、どうしても!!という方がいればスカイプででも時間を取るので・・・。


地道な下地作りも大切だが、やはり初心者には少しでも早く勝つ体質になってもらった方がいいだろう。

勝つこと以上に努力を継続する特効薬はないだろうから。


ちなみに、諸々事情があり、生徒が9名から10名に増えた。

ペアを組んでやるワークも考えているのでちょうどいいかな。


では、生徒のみんなは事前準備と手書きチャートをしっかりやって6月20日を迎えてくれ!

いやー、新カリキュラムに向け、自分もこれから準備が大変だ!