超絶エッジの「4644イマジニア」売りを躊躇した現実が自分に突きつけるものとは・・・

満を持しての圧倒的期待値「4644イマジニア」売り!!・・・の予定だった。

ギャップアップを想定して指し値を入れ刺さらなかったが、事前にギャップダウンのイメージも持って臨んでいたため、VWAPとの絡みを注視しながら、2440円あたりで約定させられる状態で発注ボタンに手をかけていた。

「4644イマジニア」売り

だが、躊躇してマウスをクリックできず、そのままスルスルと株価は下落し、結果見てるだけの格好に・・・。


躊躇した理由は、その時点で仕掛けていた3銘柄がすべて含み損状態になっていたから。

加えて、もしこの高ボラティリティのイマジニアで踏み上げられれば、損失もさることながら精神的にも結構つらい状態に追い込まれるのではないかと想像してしまった。


本来であれば、他の銘柄とイマジニアのトレードは独立に考えるべきである。

異なるエッジにベットしているのだから、全敗しようが大損失を被ろうが淡々とトレードすべきなのだ。


それはわかっている。

頭ではわかっているのだ。

だが、現実として手が止まった。


平行して運用している実需スイングトレードの方は、ルールと感性に従って淡々と売買できている。

あらかじめ定めたサポートを割るか、いったんのゴールに到達すれば決済するだけ。

いくら損失を出しても、いづれあるべき期待値に収束すると確信を持っているので躊躇はない。


この違いは何なのだろうか?

考えられるのは、裁量の余地の大きさだろう。


実需スイングはほとんど機械的にトレードしており、異常なニュースがリリースされたり、チャートの形がどうしても汚い場合だけ裁量を入れてコントロールしている。


一方で仮需デイトレは、組み上げたシナリオも定性で、検証に基づく期待値の裏付けもない。

取り組み後3ヶ月程度なので、エッジの有無に対しても絶対の確証をもっているわけでもない。

事前調査を進めながら、ビビッと来たかどうか、ただそれだけだ。


自分というシステムを信じ切れるか、言い換えれば、どれだけ自分に依ることが出来るのかが試されるトレードといえる。


ゆえに本日のイマジニアの躊躇は、自分に依りきれてない現状を如実に物語るものだ。


原因は経験不足によるものなのか、エッジの不確かさによるものなのか、準備不足によるものなのか。

もしそうなら対処の余地はある。


だが、それが生まれながらの人間の素養、器の限界を示しているとするならば・・・。


いやいやいや。

まだやるべきこと、経験すべきことをすべて完遂したわけではないので、結論を急ぐのはやめよう。

とにかく、今は極限まで突き詰めるのみ!