受け手のことを考える麻雀:トレードへのアナロジー転用により麻雀を深く楽しむ

会社四季報CD-ROM2015年春号

週に3回は都内の様々なゲーセンで麻雀を打っている。

トレードの実践のみだと効用関数が歪んでしまうため、その補正と確率的思考法を身につける目的がある。


だが、最近勝率が落ちてきた。

恐らく、勝率が高まることで、同じく勝率の高い強い打ち手とマッチングされるためと思われる。

手筋の戦術をいろいろいじってみたが効果はあまりない。


そこで相手の状況を把握し、思惑を読むことに専念してみる。

すると、徐々に以前の勝率に戻ってきた。


配効率という自分よがりの視点で勝てるのは中級クラスまで。

上級クラスになればそこでの差はほとんど付かない。


今の点差や局数において、他の3人が何を求めているかを深く考えてみる。

満貫手を上がりたいのか、速攻で場を流したいのか、ひたすらベタ降りしてくるのか。

相手の思惑がわかれば、自分の状況と照らし合わせて全ツッパか、スジやカベは通しながら攻めるのか、聴牌の気配を感じたら満貫手でも崩して降りるのかの方針が定まる。


売りと買いしかないシンプルなトレードにおいても考え方は同じだ。

寄り付きで飛びついた仮需はどこで投げるのか、このレスポンシブ要素を持つニュースでどの程度の仮需が脊髄反射するのか、メディア特性によって仮需の握力は異なるのか。

その状況によって、目をつぶって目一杯寄り成りで売るのか、細かく分割して売り上がるのか、万全の型が出なければ見送るのかの方針を定める。


暇つぶしで遊ぶべきゲームにおいても、トレードへのアナロジー転用を考えながら取り組む。

上質な時間とは、かようにして紡ぎ出していくものだ。


【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重)74.5kg
食事)朝:なし 昼:ミルクティー1杯 夜:食パン1枚
運動)腹筋:20回×3セット 腕立て伏せ:20回×3セット

絶食の予定だったが、夜、家に残っていた食パンをつまんでしまう。
家族がいると欲望との戦いが熾烈だ。