マイナンバー関連銘柄「3742 ITbook」:イナゴタワーの側かイナゴを狩る側か?

本日、確定申告を済ませてきた。

昼過ぎの税務署は非常にごった返しており、係の人に質問するのも一苦労。

決算書は税理士の指導を仰ぎながら事前に作成していたので、特に迷うことなく提出完了。


今、様々な旬のキーワードに敏感になっている。

そのなかでも注目なのが「マイナンバー」。


税と社会保障の一体化を実現するため、国民全員に固有の番号を割り振るこの制度。

個人の資金の流れがクリアになるため、税務署にとっては脱税を取り締まりやすくなる。

後ろめたさのある個人は、いつ刺されるか、ひやひやものの世知辛い世の中になるだろう。


さて、こういった国策では、法案の通り具合や要人発言によって、関連銘柄が極端に動く傾向にある。

最近目立っているのは、なんといっても「3742 ITbook」。


クラウド型ITサービスで官公庁や自治体に食い込んできており、マイナンバーへの移行時には莫大な案件を受注できるのではないかという思惑が渦巻く銘柄だ。

先週末、日経新聞で預金口座や医療分野への拡大が報じられたことから、今週はとにかく賑やかしい。

3742 ITbook日足チャート

ただ、このニュースを見てITbookに飛びつくのはさすがに情弱の所業。

イナゴタワーを一緒になって形成してどうする。


まずは発想を拡張させ、出遅れて連動する銘柄を探す。

情報の伝搬は水滴を落とした水面のごとし。

そのイメージを持ってアンテナを張り巡らせれば、いくらでも出遅れ銘柄は発掘できるだろう。


あとは、イナゴタワー形成を見届け、仮需が動けなくなったタイミングで仕掛けてみる。

以前のこどもと鳩の話を思い出そう。

イナゴの挙動を予測するのではなく、貯まりきったイナゴを確認した後、適切なタイミングでじっくりと狩り取っていく。


具体的な事象を具体的に観察しているようなら、読者は狩り取られるイナゴの側にいると思って間違いない。

具体的な事象をいったん抽象化した後に再度具体的な事象に還元する。

このあたりのトレーニングをしっかりと積めば、必ずやイナゴを狩る側に回れる。


是非世の中のあらゆる事象を抽象化して考えるクセを身に付けてみよう。

見える世界がドラスティックに変わる瞬間は、想像以上に快感だぞ。


【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重)75.3kg
食事)朝:ハムサンド2切れ 昼:ミルクティー1杯 夜:サーロインステーキ1枚、焼き豚1個、コンビニ野菜2袋、納豆3パック、揚げ出し豆腐1個
運動)腹筋:20回×3セット 腕立て伏せ:20回×3セット

いよいよ目標が背後に迫ってきた。
週末のことを考えると、明日は断食か。