検証チーム最終報告会(2):IFRS会計基準移行のエッジ、バイナリーオプション錬金術

本編に続いて、2日前に急遽各自に無茶振りしたテーマ発表。


まずはIFRS会計基準導入の影響について経理部長N氏より。

日本の会計基準とIFRS会計基準の違い
(出典:ITproホームページ)


メインはのれんの処理の変化について。

のれんは日本基準だと最大20年かけて償却するのだが、IFRS基準だとそれがない。

したがって、現段階で適切なのれんを持つ企業がIFRS基準に移行すると、償却費用がなくなるため利益が押し上げられる。


となると、これからIFRS基準に移行するであろう企業ののれんを評価することで、IFRS基準移行時にポジティブサプライズとして株価に影響を与えるだろう。

ただし、利益を生まないのれんを抱えている場合は、突如一括減損処理となるため、逆に時限爆弾を抱える格好になる。


その他、純利益と包括利益の違いなど、もう少し深掘りしたいところ。


次にバイナリーオプション資産倍増論をT氏から。

基本的な統計量だけで強力なエッジを持つという極めて精緻で合理的な解説を、皆かたずを飲んで聞き入る。

運用時の苦労や、FX業者との戦いなど、山あり谷ありの物語はとても興味深い。


これも気付き力の差であり、その気付きに身を委ねて行動できるかどうかの差である。

ときを同じくして同じシステムを運用していたトレーダーは結構多くいたようで、それでいて落ちているお金を拾った人間と見過ごした人間に分かれていた。


自分はというと、当時T氏にシステムを丸ごと頂いたのだが、FX口座を開くの面倒で見送ってしまった。

つまり、自分は落ちているお金を見過ごした側の人間だった。


どこか頭の片隅でフリーランチの存在を否定していたのかもしれない。

これからは機を見るに敏な、とにかく動き出すトレーダーになろうと、当時の話を聞きながら心に誓うのだった。



【トレードスクール第七期開催への道:BMI23=体重71kg目標】
体重)74.6kg
食事)朝:なし 昼:ミルクティー1杯 夜:なし
運動)背筋:20回×3セット スクワット:20回×3セット

予告通り断食で再び74kg台へ。
勝負はここからですな。