はじめての決算:知るだけでエッジが存在する世界を知ろうともせず体制批判をする人達

リクルートの仮需を収益化

本日は独立して初めての決算書を作成するべく、自宅に税理士がやってくる。

税務署が無料で派遣してくれる税理士なので、基本経費には厳しいところがある。


グレーな部分は戦いになるが、完全に合法の範囲でも、サラリーマンにはない有利さがいろいろとあるものだ。

家賃や通信費、電気代、車のローン、パソコンなどは合理的に事業按分すれば経費として認められる。

青色申告控除の65万円も地味に大きい。


また小規模企業共済に入ると、最大で84万円の控除が受けられる。

これは個人事業主のための退職金積み立てのようなもので、廃業したときには退職所得となるため、結構な額まで非課税で受け取れる。

それでありながら経費計上できるので、所得税や住民税、事業税、そして健康保険料まで引き下げることが可能だ。


あとは、国民年金基金も控除の対象になるが、今年は見送った。


行きつけの床屋の店長は、事業が苦しい中でも貯金を切り崩して共済に入っているという。

ただし、自分の場合はトレードで最低でも年利30%で回せるため、ここは考えものだ。


運用資金が数億になれば別だが、現段階で控除のために84万円を眠らせておくべきかどうか。

複利効果も考えると、証券口座に入れておく方がいいのではないかと思い、とりあえず共済も見送っている。

今年の負担額を鑑みながら、来年の対策を練るとしよう。


意味もわからず会社から渡される年末調整の書類を書いて提出していたサラリーマン時代。

ただ知るだけで可処分所得が増えるのに、面倒だからと、ただでさえ経営者に搾取された上にお上にもご恩以上に奉公していた。


最近はサラリーマンの経費の範囲も拡大している。

中にはセドリやアフィリエイトの利益を事業所得として申告することで、給与所得と合算して有利な税制の恩恵を受けている人も増えている。


トレードで勝ちたければ、知るために行動する意識を持つことは必須条件。

サラリーマンでも、知る者、知ろうとする者はこの国の仕組みから結構な恩恵を受けている。

体制批判をする前に、もっとやるべきことがあるのではないか?