システムトレーダー流有馬記念の楽しみ方:心理的効用獲得コストとして負の期待値に賭ける

本日、有馬記念の枠順が決まった。

が、今年も結局馬券を買わなかったので、ダービー馬すら知らない状況。

凱旋門賞を取れなかったニュースはかすかに聞いた気がする。


そういう頭で枠順を眺めてみると、知っている馬は、おととしの有馬記念馬ゴールドシップ、日本馬初のワールドサラブレッドランキング1位に輝いたジャスタウェイ、ドバイシーマクラシックを制したジェンティルドンナ、素性は知らないが頭に入っていたフェノーメノくらい。


サクラローレル時代が気持ちのピークだった自分にとって、何の思い入れもない有馬記念をどう楽しむか。

単なる勘もなんなので、やはりシステムトレーダーとしてそれっぽい数字を根拠にベットしたいところ。


ということで去年もやった、Googleの検索数から回収率100%の理論オッズを算出し、それを超えた馬を買うこととしよう。

ネットで情報発信している人間の方が、競馬新聞に赤鉛筆で書き込みしている人間よりリテラシーが高く、その集合知が理論値に近いオッズを導き出すのではないか、というのがその根拠。


下記が回収率100%の理論オッズ表。

システムトレーダー流理論オッズ

「有馬記念 2014 馬名」で検索し、単純にその件数を使った。


前述のゴールドシップ6.5倍、ジャスタウェイ8.5倍、ジェンティルドンナ9.3倍はまず付かないだろう。

したがって去年同様、オッズ10倍~30倍で思い入れゼロの馬の複勝1点買いでいく。


ここ数年かすりもしなかったが、今年は株のトレードも順調ゆえ、その余勢を駆ってしっかり当てたいところだ。


いうまでもないが、この賭け方は“楽しみ方”であって“勝ち方”ではないのでご注意あれ。

25%の控除率と決着が付いていない税金問題を考えると、本気でシステムを作る気にはなれないので。


では、競馬好きのシステムトレーダーの方々、馬券もしっかり当てて2014年を気持ちよく締め括ろう!