儲けのタネを探る:立会外買付取引(ToSTNeT-3)(1)

立会外分売と比べてほとんど話題にならない「立会外買付」。

トレーダーズウェブで実施データが取得できなかったり、グーグルでもサジェストがほぼでてこなかったりと、扱いは散々。


だからこそ調べる価値があると思うがどうか。


立会外買付は文字通り、市場におけるオークション形式の取引とは異なり、市場の外で相対取引によって実施される。

ロットの大きな取引となり、立会内時間取引を通すと株価に多大な影響を及ぼすため、それを避ける目的がある。


立会外買付は正式名称「自己株式立会外買付取引」で、通称「ToSTNeT-3」と呼ばれる。

3があるということは1、2があり、前者は「単一銘柄取引/バスケット取引」、後者は「終値取引」と呼ばれるが、今回は割愛する。(終値取引も実は強力な儲けのタネ。)


ウィキペディアより引用——————

■取引時間(注文受付時間は8時~8時45分)
 8時45分

■売買単位
 最低単位から

■取引価格
 前日終値(最終特別気配値および最終連続約定気配値を含む。いずれもない場合は、当日の基準値段)

■呼値
 立会市場に同じ(呼値の第一順位:委託注文、第二順位:自己注文。左記順位で、取引参加者ごとに配分)

■売買の成立
 ・委託注文優先
 ・売申込数量の多い取引参加者から最低単位を配分し、さらに残数量に按分比率(買残株数量/売残株総数量)を乗じた数量(小数点以下切捨て)を対当させた後、小数点の切捨数量が多い参加者から最小単位を配分

■決裁方法
 ・4日目決済

■その他
 ・買方を発行会社に限定した自己株式取得専用の取引。
 ・信用取引および貸借取引は不可能
 ・取引対象は内国株式・外国株式のみで、CBは除外。
 ・終値取引が完全時間優先で売買が成立するのに対し、買付数量に相当する売付数量を東京証券取引所が定める配分方法で配分。

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時間優先ではなく取引参加者の売り申込数量で案分する点が特徴的な取引。

前日の終値で当日8時45分に取引されることを押さえておこう。




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