HITP第四講(1):効用関数でとらえる価値の創出

先週11月15日土曜日、HITP第四講を、高級マンションが建ち並ぶ勝ちどきの会議室で開催した。


前半は、現在リアルタイムで動いている過去教材のコンテンツ提供を題材に、天才DRM青年のエッセンスを解説。

生徒はきちんとその仕掛けに気付いていたので、各自が教材を提供する際にも是非活用して欲しいところ。


続いて、各自の教材の骨子固め。

R使いの生徒のIPOセカンダリーは、そもそも期待値がマイナススタートなので、結構苦戦している様子。

最終的に“勝てません!”という結論も、自分で研究するだけなら大きな知見となるが、受け手がいる場合にはなかなか成立しづらいだろう。

ということで、しばらく検証を進めてもらって感触を確かめ、テーマをどうするか定めていく。


プロディーラーの生徒は、「サプライズニュースの逆張り(仮)」で決定。

基本事項の解説から、実際に彼が手がけた個別事例をふんだんに用いて、プロの妙技を解説。


さらに、サプライズ事象を整理するシートやその使い方、彼のこれまでの歩みを渾身と大いに語る頂上対談、タフな相場で生き残るメンタルトレーニングなど、特典満載。

加えて、彼のコンテンツに対する気付きや質問も、参加者にはガンガン投稿してもらいたい。

現役プロの思考に触れながら、個別に対話が出来るこの貴重な場を、トレードの高みを目指す読者には是非活用して欲しい。


すでに一部業界内で情報が漏れているようで、相当前のめりな方が多数いるようだが、募集スタートは皆一律なので、しばしお待ちを。

予定としては、1月末ターゲットでしっかり準備していくぞ。


講義後半は、表題の「効用関数でとらえる価値の創出」。

なぜ松本人志の笑いは普遍性を持つのか、なぜ西原理恵子のマンガは読み手の心を鷲づかみにするのか、そしてはぐれメタルがドラクエにもたらす強烈なスパイスとは何なのかを、たったひとつの関数からブレイクダウンして解説。

トレーダーの価値創出の原理
出典:スクウェアエニックス ドラゴンクエスト3


ひとつの原理をアナロジー転用によって広く深く使い倒す。

この思考と技術があれば、生きるのが相当に楽になるだろう。

なぜなら、他者が生き甲斐さえも感じるような価値を自在に提供できるのだから。