投資セミナーの活用方法:個別株と株価指数先物・オプションの実践セミナー

ツイッターで廻ってきた、日本取引所グループ主催の「個別株と株価指数先物・オプションの実践セミナー」に申し込んでみた。

個別株と株価指数先物・オプションの実践セミナー
出典:Traders Shop

ちょうど11月8日は空いていたので、久々にこの手のセミナーに参加してみる。


前回、どこかが主催していた無料セミナーに参加したのだが、非常なる眠気を誘う内容で、忍耐の鍛錬に最適だったことを覚えている。

今回は果たしてどうだろうか?


個人的に確かめたいことがあるのと、Mr.Hilton氏の日経225先物デイトレの話は興味があるので、時間の投資対効果は悪くないと思うが。

本当は大阪会場の個人投資家ヤーマン氏の話が聞きたかったのだが、東京では話されないということで残念。


多くのトレーダーは、こういったセミナーで儲かるネタを探そうとするだろう。

だが、一定のレベルを超えてくると、その目的が変容する。

ひとつはモチベーション喚起、もうひとつは自分の脳内デフラグ作業。


前者はよいとして、後者は解説が必要だろう。

独自に獲得した個別概念は、それ単体ではなかなか優位性を持ち得ない。


オリジナリティこそが優位性だとするならば、世にある既存の個別概念でオリジナルなものを見つけるのは極めて難しい。

そこで、独立した個別概念間の関係性、組み合わせにオリジナリティを求める。


ただし、個別概念を有機的に接続するには触媒が必要であり、それは個人で家に籠もって唸っていてもなかなか手に入れづらい。


上質な仲間との対話こそが最高の触媒。

だから技を極めたトレーダー達は、同次元のトレード仲間とのコミュニケーションをとても大切にする。


とはいえ、そういった仲間がいない場合の方が多いだろう。

そこで、投資セミナーを活用して擬似的な対話を行う。


儲け話を嗅ぎ回るのではなく、自分の脳内にある概念を洗い出して彼らの話に耳を傾けてみる。

すると、彼らが発する言葉が触媒となり、ふとした瞬間に思いがけないヒラメキが表出するはずだ。


セミナーの内容が薄いと主催者や講演者をdisるのではなく、自分でそのセミナーの費用対効果を高めに行く姿勢を持って欲しい。

どんな人間でも自分とは異質の人生を歩んできたのだから、こちらの意識さえ高ければ必ず有用な触媒になってくれる。


ということで、今回は有言実行、居眠りなしですべてのセミナーを制覇しようと思う。

スクールOB含め、自分と面識のある方でこのセミナーに参加される方はご一報あれ。

セミナー終了後にでも、お酒を酌み交わしながら一緒に脳内デフラグ作業をやろう!

人数が多ければお店を予約しておくので、日本最高品質の触媒達と概念統合を楽しみたい方は是非是非!


スクールで構築したシステムからも分かるように、11月、12月はイベント関連のトレードが厳しくなると想定されるので、対策会議も兼ねて。