東証一部指定(昇格)銘柄のTOPIX組入考察:7487小津産業の悲喜劇

本日は2014年7月上場銘柄のTOPIX組入れの前日。

対象銘柄は「6787鈴木」、「2786サッポロDGS」、「7487小津産業」の3銘柄。


これまでの自分のシステムでは、小津産業のみ売買対象となった。

他2銘柄も仕掛けどころを探っていたが、万全の型に入らなかったので見送った。


小津産業も、発表後の高値1685円を抜けきれない弱い展開が延々と続く。

仕掛けてはみたが損切りになった場面もあり、なかなか乗りこなしが難しかった。


昨日までで作ったポジションの平均取得単価は1605円と、損勘定状態で本日を迎えた(昨日終値1577円)。

普段は場中を観察していないのだが、最近デイトレにはまっていることからじっと観察しながら売り場を探してみた。


14時以降、急激に買いが入り、一気に直近高値の1585円を抜ける!

一部ポジションで1585円指値が入るなど、6割のポジションを利益勘定に持って行った。

残り4割は経験を積むため引けの攻防に取っておこうと考え、じっと残り1分を待つ・・・。


オワタ・・・\(^o^)/。

渾身という名前のブランドを守るため、ブログで絵文字は使わない方針なのだが、今回ばかりはこの顔が頭をよぎった。


うーむ・・・。

ザラ場引けは想定していたはずなのに、4割もポジションを残すのはあまり賢い選択ではなかったと後講釈。

経験を刻み込むなら2割で十分だっただろう。


ちなみに、先日終了したトレードスクール第六期の固有知統合モデルにかけると、小津産業はかなり難しい銘柄であることが示唆されていた。

その説明力の高いファクターは、現役法人プロの2名が、両者相談なしでピタリと出してきたファクターだった。

地場のディーラー&巨大ヘッジファンドを運用するトレーダーと、立ち位置は全く違うのに、分析の視点が完全に一致したときは、皆驚きを隠せなかった。


そろそろ自分のシステムも見直さなければならない時期が来ているのかもしれないな。


ということで、ちょうど今週末、HITPオリエンが開催されるので、そこで東証一部指定固有知統合モデルをじっくり解説しよう。

意識の高い前向きな方には上質な知を分け与えるのが我がHighFAIトレードスクールの流儀。

彼らへのシステム公開、生徒のみんなもきっと許してくれるだろう。


前向きな未来を目指し、試行錯誤を重ね、そして勇気を持ってHITPオリエンに参加してくれる10名の方々、超ラッキーでしたな!

固有知の収集、統合、単体ファクターの検証と解説、そしてディシジョンツリーによるマルチファクターモデル構築の実演(さらにさらに、もしかしたらプロの解説が聞けるかも?・・・(-。-) ボソッ)。

貨幣価値に換算するととんでもない額になる、他では絶対に見聞きすることの出来ない門外不出一子相伝無想転生なミニセミナー。

是非楽しみにして会場に足を運んで欲しい!!