HighFAIミューチュアルフローコミュニティ(HMFC)構想(1):集合知カリキュラムが目指していた世界


毎度の妄想タイム。

現在、8月23日のトレードスクール第六期最終講へ向けて、生徒達が各チームに分かれ鋭意トレーディングエッジの検証作業中。

検証テーマ自体がノウハウでもあるのだが、このブログ読者であれば一定以上の意識レベルにあるだろうから、テーマのみ公開したい。

生徒達も許してくるだろう。

・チームA:REIT配当取り
・チームK:増担保解除
・チームB:SNSテキストマイニング

前回のマニュフェストプレゼンを聞くに、どれも単体で暴利を貪れる内容。

動画にして売り出せば、森ビルに巣くう連中が煽り立てる“コピペで月収100万円!”が簡単に実現可能・・・、などと誘惑に駆られるほどだ。(もちろん絶対にやらないが。)


第六期生はスクール卒業記念として、この破格の贈答品を手に入れるべく、仲間と力を合わせ、頑張って検証作業に取り組んで欲しい。

いやー、今からワクワクしますな!

ちなみにデータマイニングの作業依頼は早めにお願いします!


さて、このひとつのアウトプットで倍返し、数倍返しの環境。

かつて我々日本人が、息をするほど自然に出来ていた所作だった。


子供の時分、隣の家に醤油を借りに行くと、隣人は、醤油だけでなく“作りすぎたから”とその日の夕飯をタッパに山盛り入れて持たせてくれた。

お袋はそのタッパを返す際、さらに自宅のタッパも加え、お世辞にも美味しくはないシチューやカレーをせっせと作り、すり切り一杯入れて返す。

すると隣人は間髪入れず、“畑で取れた野菜が食べきれないから”と抱えきれないほどのジャガイモやタマネギを持たせてくれ・・・。


いつからだろうか、永遠に続くと思っていたこの倍返しの無限ループが途切れたのは。


そして息の仕方を完全に忘れてしまった日本人。

だからいつも息苦しそうに空気を求めてさまよい、あまつさえ弱者の握りしめた残量わずかな酸素ボンベを奪いにかかる。


利他が利己と同義だったはずなのに、今、その両者は独立事象、いや二律背反、Exclusive orな事象として捉えられるようになっている。

日本中を覆い尽くすこの違和。

昭和の古きよき三丁目の思い出補正を除去したとしても、それでもやはり尋常ではない。


そこで考えた。

トレードに真剣に取り組む者同士、山盛りの、しかも絶品料理がたっぷり詰まったタッパを交換し合う場が作れないものだろうかと。