シストレ2.0時代における個人トレーダーの人心掌握術(4):超高純度に生きる


マネジメント能力が皆無の自分が、なぜトレードスクールを主催したり、仲間とセミナーを共催したり、アフィリエイト初月で20万円の報酬を獲得でききるのか。

それらの結果を出す要素を大きく分けると、“好きな対象に取り組んでいる”ことと、“人心掌握の本質を理解している”ことになる。

決して“マネジメント能力”などという奴隷に奴隷を管理させる術ではない。


まず、前者はいわずもがなかと。

トレードという一生かけて突き詰めたい対象を共有する人間同士であれば、性格や価値観の相違をも簡単に超えられる。

これまで60名近いトレードスクール生や、夕凪さんを初めとした多くのトレーダー達と、もし会社で、さして興味のない業務をこなしていたならば、きっと上辺だけの付き合いに留まっていただろう。


会社の空気が重いのは、ベクトルの方向性が揃っていない者同士が無理矢理同居させられているからだ。

そこが揃っていないから、ちぐはぐな気持ちの補正処理に多大なエネルギーが取られる。


すでに会社という仕組み自体が制度疲労を起こしているのだ。

戦後レジームの遺産といっていいだろう。

そろそろユネスコ文化遺産に登録申請されてもいい頃ではないか?


それに気がついた者は、自分とベクトルの方向性が揃った仲間と、何のストレスもなく純粋に好きな対象に打ち込むコミュニティを形成し始めている。

当然彼らは、すべてのエネルギー、いや相互作用により持てる数倍のエネルギーで対象を深く広く理解していく。

その過程がこの上なく楽しい。


脳内が不純物だらけのサラリーマンが、純度99.99%の24K、田中貴金属が間違って買い付けに来ようかという、迷いなき高純度な彼らに勝てる道理はなかろう。


上記により、好きな対象が共通だから、マネジメント能力ゼロでも価値を生み出す上質なコミュニティを何の苦もなく運営できるのだ。


自分の60兆の細胞がすべて沸き立つ対象とは何なのか。

マジで真剣に問い直そう。

もしこれに気がつくことができれたなら、げに夜明け近いぜよ!


そして、もしそれがトレードだと胸を張れるのであれば、おめでとう。

その場所が目の前にある。