今月は10-12月決算企業の浮動株比率定期見直しが実施される。
ルールとしては、1、4、7、10月の第五営業日の4時30分に発表され、月末に見直し実施となる。
今月でいえば、7月7日に発表され、7月31日に実施予定。
このイベントはよく耳にするのだが、最近は、2006年の浮動株指数化の時代ほど大きなインパクトがないように感じるがどうだろうか?
他のインパクトの大きなイベントの検証に労力を取られていて手が回っていないのと、過去のデータを蓄積してこなかったので遡ることができない。
旧知の方含め、データをお持ちの方がいればご一報を!
さて、今月事前に買いインパクトベースで注目されていた銘柄としては「9722 藤田観光」、「5942 日本フイルコン」、「4187 大阪有機」、「2418 ベストブライダル」など。
7月7日の確定値では、
9722 藤田観光 +15.0%
5942 日本フイルコン +5.0%
4187 大阪有機 +3.8%
2418 ベストブライダル +5.0%
という感じ。
事前に最も注目を集めていた藤田観光は予想通り変化率が大きい。
この銘柄は、みずほ証券が5月27日付のレポートで取り上げていた。
これも個人の通常ルートでは手に入らないレポートの模様。
5月27日を基点とした指数値の推移を見てみよう。
発表のタイミングにピークをつけている・・・。
1銘柄だけなので断言はできないが、やはり事前に注目を集めている銘柄は、予測して仕込む必要があるか?
いづれにせよ、すでに単体で使えるイベントではなくなっているようなので、他のイベントを補強する材料として使うのが妥当か。
引き続き月末に向けての推移を注視していこう。