行けるところまで行く:価値の源泉は現状からのストレッチ幅にあり

東証一部指定シングルファクターベット

ご存じのように、10月までは天才DRM青年の講義を受講していく。

そこからの感銘的気づきをアナロジー転用してトレードの思考にも磨きをかける。

選抜されたハイレベルな受講者の中においても、そのような意識で勉強している人物はおるまい、と1粒で2度おいしい自分の境遇にほくそ笑む。


さて、毎週金曜日に送られてくる講義動画。

トレードスクールが昨日土曜日にあったため、見たい禁断症状を押さえ込み、本日ゆっくりと噛みしめるようにヘビーローテーション中。


毎週超絶気づきがあるのだが、今回響いたフレーズは「行けるところまで行く」。

青年曰く、

「月100万、200万程度のお小遣いを稼いだくらいでその位置に甘んじていては、知的探求の旅は終わり、その人間の存在が無価値となる。」

世界的メンター、ジョン・C・マクスウェルの「人生は旅である」とオーバーラップする。


さらに曰く、

「自分自身の最大の知恵、最大の労力が最大の発見につながり、その発見に最高の価値が付く。だから行けるところまで行かなければならない。」

今の自分からのストレッチ幅が未知の自分であるわけだから、その未知の自分を、既存の知識と新たな知識の融合によってひねり出す。

この思考原理こそが、その段階におけるその人物の最大価値を生み出す。


現状に甘んじ、最大価値を生み出せなくなった人間は役割を終えたも同然。

社会に現役で受け入れられたいなら、常に今行ける最大を目指すべき。


偶然ではあるが、昨日のトレードスクール後の飲み会でそんな話が出た。

2013年のヘッジファンド報酬ランキング1位は、アパルーサ・マネジメントのデビッド・テッパーの35億ドル。

生徒のプロのトレーダーはそのような人物達を列挙し、真顔で「行けるところまで行きます」と言ってのけた。


「とりあえずサラリーマン時代の月給を確保して・・・」などと宣っていた自分を、レモンサワー片手に一笑に付す。

威勢よく飛び出したはいいが、自分は結局、いまでもサラリーマン時代の奴隷コンフォートゾーンの枠内に収まっていたのだ。

失意のまま振り向くと、いつしか彼がその手で転がすお酒は、伝説のロマネコンティ1978年ものに変貌しているようだった。


このトレードスクール第六期で最も学び多きは自分か・・・などと悦に入っている場合ではない。

・・・よし、行けるところまで行こう!


※最重要

次回講義で「行けるところまでってどこまでですか?先生。」などという愚問を投げかけないように。

行けるところまでっつったら行けるところまでだ!