日経平均225に採用されてJPX日経インデックス400に不採用銘柄の動向調査(2)


小林よしのりに倣い、まずは一次資料にあたる。

———————-《東証HPより引用》

JPX日経インデックス400の狙い

資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数を創生します。
これにより、日本企業の魅力を内外にアピールするとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ります。

—————————————-

何事もお題目がないと話が進まないと思うので、突っ込むのは無粋。


———————-《東証HPより引用》

JPX日経インデックス400の概要

名称:JPX日経インデックス400(JPX-Nikkei Index 400)
(略称:JPX日経400(JPX-Nikkei 400))

構成銘柄数:400銘柄

対象銘柄:東証上場銘柄 (市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ)

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対象銘柄が一部のみでないことは頭に入れておこう。

一部の要件を満たしながらあえて指定替えしない銘柄は注目。

注目の理由は、機関投資家などがベンチマークをTOPIXや日経平均からこの指数に変更した場合、ウェイト変更のインパクトが大きいから。

これにより需給バランスの乱れが生じるため、収益機会が生み出されるそのタイミングを我々は狙う。


———————-《東証HPより引用》

銘柄選定及び銘柄入替え方法:

【選定基準】
以下の手順及び基準に従い、銘柄選定を行います。

(1)スクリーニング

① 適格基準によるスクリーニング
下記のいずれかに該当する場合は銘柄選定の対象としない。
・上場後3年未満(テクニカル上場を除く)
・過去3期いずれかの期で債務超過
・過去3期すべての期で営業赤字
・過去3期すべての期で最終赤字
・整理銘柄等に該当

② 市場流動性指標によるスクリーニング
上記を除く全対象銘柄の中から、以下の2項目を勘案し、上位1000銘柄を選定。
・直近3年間の売買代金
・選定基準日時点における時価総額

(2)定量的な指標によるスコアリング

(1)により選定した1000銘柄に対して、以下の各3項目にかかる順位に応じたスコアを付与します(1位:1000点~1000位:1点)。
その後、各3項目のウェイトを加味した合計点によって総合スコア付けを行います。(ROEと営業利益はスコア付けに際しての取扱いあり)
・3年平均ROE:40%
・3年累積営業利益:40%
・選定基準日時点における時価総額:20%

—————————————-

①は四季報で弾くことが可能。


②は機械的に算出可能。

(2)のスコアリングも並べ替えるだけなのでいけるだろう。

ただし、四季報の発売のタイミング次第でブレは生じるので、その場合は企業のIR情報に当たる必要あり。


———————-《東証HPより引用》

(3)定性的な要素による加点
(2)のスコア付けの後、以下の3項目を勘案してスコアの加点を行います。
この加点は、(2)の定量的な指標によるスコアリングに対する補完的な位置づけです※。
・独立した社外取締役の選任(2人以上)
・IFRS採用(ピュアIFRSを想定)または採用を決定。
・決算情報英文資料のTDnet(英文資料配信サービス)を通じた開示
  ※(2)の総合スコアのみによって選定を行った場合との差異が最大でも
    10銘柄程度となるような加点規模です。

(4)構成銘柄の決定
(3)の加点の後、スコアが高い順に400銘柄を選定し、構成銘柄とします。

【バッファルール】
前年度採用銘柄に優先採用ルールを設けます。

—————————————-

「この加点は、(2)の定量的な指標によるスコアリングに対する補完的な位置づけです※。」とあるように、あまり意識する必要はないか。

ただ、当落線上にある銘柄の選定には寄与しそうで、かつそういった銘柄ほど収益機会(サプライズ採用)が大きいので悩ましいところ。

———————-《東証HPより引用》

【銘柄入替え】
毎年6月最終営業日を選定基準日とし、毎年8月最終営業日に銘柄定期入替えを実施します。

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これは重要。

算出要綱のPDFファイルを見ると、「定期入れ替えに係る基準日は、毎年6月最終営業日とし、追加・除外リストを8月第5営業日に公表、定期入れ替え後の株価指数算出を8月最終営業日から行う」とある。

したがって、銘柄自体は6月最終営業日にある程度は絞り込める。

8月第5営業日(おそらく引け後16:30に東証HP掲載)に答え合わせ。

同資料の別の記述から、8月最終営業日の前日終値が指数算出に使われる。


GPIFと日経、東証間でインサイダー的な情報漏えいがなければ、8月第6営業日以降から断続的な実需の買い(売り)が入り、8月最終営業日前日終値に向けて株価上昇(下落)圧力がかかる。

特にに8月最終営業日前日は下記のような異常な動きをするので要注意。



おそらく多くの読者はこういった地味な調査を面倒くさいと感じただろう。

ヒストリカルデータの全数検索マクロを回す方がよほど楽だと。


でも、だからこそやる価値があるとは思わないか。

なぜなら、他のライバルたちも同様に面倒くさいと感じ、この強大なエッジを放置しているのだから。


人のゆく裏道にある華とはこういうものなのだ。

裏道は険しい、近道はないぞ。


※上記は概要のため、細かい選定方法は要綱を確認のこと。

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