知の技法の精錬:投資の概念を刺激の強いインプットとして繰り返し刷り込む

完全フリーになって約1ヶ月。

余計な雑念が消えたせいか、新しい概念の獲得や既存の知識の深耕がすこぶる楽しい。

常に苦痛を伴う会社の仕事、成長を抑制する他者との不必要なコミュニケーションがなくなったことで脳のキャパが増え、その空き領域を埋めたいと、脳だけではなく体中の全細胞がウズウズしているようだ。

サザエさんが愉快すぎる。


さて、黙っていてもサラリーマン時代より遙かに上質な思考プロセスの中にいるのだが、やはりそこはしっかりと技化したいところ。

意識しているのは、書籍からのインプットと動画や音声などのリッチコンテンツからのインプットの役割分担。


書籍は能動的に関わるメディアであるため、新しい知識の獲得よりも既存知識の整理に重きを置く。


文字の連なりが文章になる。

文字自体はすでに知っている知識なので、単語や句、文など、それらが連なりになっても新しさを感じることは少ない。


それでいて、上質な書籍からはハッとさせられる瞬間がある。

このアハ体験は、独立した既存知識同士の接続によってもたらされる。

加齢はネガティブな面が多いが、ことこのシナプス結合だけは既存知識の量がものをいうため、オヤジでよかったと思える瞬間だ。


一方で動画や音声は、その情報量の多さから、刺激としての新規性が高い。

今はいつもの天才DRM青年を中心として、苫米地英人や岡田斗司夫あたりをサブで視聴している。


富豪の会に参加していた頃は、会の先生の音声を繰り返し聞いていた。

目的は新たな行動を促すため。

書籍による既存知識の接続の欠点は、情報の新規性の少なさによる、行動促進効果の低さだ。


自分の体を新たな世界に誘うには、情報の新規性、すなわちピンポイントのメッセージ性の強い刺激が必要になる。

したがって、ロールモデルたる人物の音声を一日の半分、12時間以上は聞き続けた。

これにより、ご覧のような上質なアウトプットを毎日継続できる自分を形成することができたのだ。


継続できる自分。

大抵のことは継続できれば達成できる。

したがって、人間にとってこれ以上に最強の状態はないだろう。


そういえば、メルマガコンテンツ作成に際して、夕凪さんとの対談も全部最低5回以上は聞いた。

繰り返すことで意識して聞いていた内容が無意識の領域に格納されるため、本当に重要な本質に迫れる。


対談の後半で出てくる“世の中にトレードシステムが広まればエッジがなくなり儲からなくなる”といった論が否定される理由はこのあたりにも原因があろう。

すなわち、みんなが聞いても腑に落として技化し、無意識の領域にその知識を格納できる人間がほとんどいない、ということだ。


また、同じ概念でも違う角度、表現、比喩を通じてインプットすると、違う脳細胞からアプローチでき、既存知識との接続が促され、効率的に同じ効果が得られる。

という意図も含めて、「深化解説」と銘打ち、対談配信の途中に下記の動画を差し込んだ。


もし上記の話が腑に落ちたのであれば、是非御活用あれ。


動画で“調べればガチで儲かる”とさんざんいっているのだが、行動に移す人間はまずいない。

嘘だと思うなら、しばらく再生回数を時系列でカウントしてみ?

この札束を拾うだけの話が悲しいほど閲覧されないから。


閲覧から行動に移す人間は、甘く見積もっても100人に1人程度。


これを読んでいる読者よ、大衆から抜け出すチャンスだぜ!