トレードスクール第六期第四講 パーキンソンの法則に抗い全部盛りで準備中



“仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する”

「パーキンソンの法則」の第一法則だ。


これまでのスクールは、基本毎週開催していたのだが、第六期は資料やカリキュラムをゼロベースで作り込もうと考え、1週おきにしている。


だが、ネットビジネスを含めていろいろやりたいことがあるため、2週間フルでスクールの準備をやっているわけではない。

6月から完全フリーになり時間が潤沢にできると思ったのだが、時間があればそれに比例して取り組みたいことが増えていく。


やらされる仕事ではなく、自分が取り組みたいことなので嬉しい悲鳴だと思いつつ、うまくこなしていかないと、すべてが中途半端になってしまう恐れがある。


マルチタスクを同時並行でこなす際のコツは、すべてのタスクをとりあえず1割始めておくことだ。

1割始めておくと、斎藤孝曰く脳の現役効果により、常に当該対象のことを考え続けてくれるという。

無関係の作業をやっているときでもふとアイデアが沸いてくるため、スマホからEvernoteにメモするよう習慣づけている。


そうやってあれもこれもと盛り込んでしまうので、講義の時間が足りず、後半駆け足になってしまう悪いクセは未だに直らない。


システムトレードで身につけなければならない思考や技術はそれほど多くない。

テクニック論だけなら1回の授業で済む。

大事なことは、スクールが終わり生徒がひとりに戻っても自家発電できるよう、生徒の魂に火をつけることだと自分に言い聞かせて、後先考えずに夢中でしゃべる。


やりたくないことをドンドン切り捨てていく先に、やりたいことが膨張していくのなら、すべて盛り込んで取り組んでいきたいと思う。

やりたいことを切り捨てるなどもったいないし、制約条件下の実行優先度評価もナンセンスだ。


与えられた時間からの逆算ではなく、やりたいことの積み上げで必要な時間、ひいては人生のあり方を設計する。

社会の常識に弓引く中年コミュ障ネオニート日本代表として、リバース・パーキンソンの法則を提唱したい。